こんにちは❗️
はる薬局です😊
今日は漢方のお話です❗️
雨の日、湿度の高い日に
こんな症状でお悩みの方はいませんか?
□ 体や頭が重い
□ 手足がだるい
□ むくみやすい
□ 下痢や軟便が続く
□ 冷えやすい
□ めまいや頭痛がする
□ 食欲がわかない、吐気がする
□ 関節が痛む
□ 口がネバネバする
その原因は、湿邪(しつじゃ)かもしれません。
<湿邪とは?>
漢方では、病気を引き起こすものを「邪気」と言い、
全部で6種類あると言われています。
そのうち、高い湿度によって起こる不調の原因を「湿邪」といい、重くて粘々した性質があるため、体や頭が重くなったり、むくみがでたり、関節に溜まって痛みを引き起こしたりします。
また、中医学では胃などの消化器を「脾(ひ)」と呼びますが、「脾」は湿邪に侵されやすいので、食欲がなくなったり、下痢になったりします。
このような体調不良を起こさないために、
余分な水分を溜めない体作りをしましょう👍
<湿邪に使う漢方薬>
🔸五苓散:全身に溜まった水をだす
🔸苓桂朮甘湯:めまいなどがある上半身の水たまりに
🔸防已黄耆湯:関節痛や足のむくみなど下半身の水たまりに
🔸藿香正気散:吐き気や下痢などの消化器症状に
<湿邪の養生法>
🔸食事:余分な水分を取り除く食材がおすすめです。食材としては、ハトムギやトウモロコシ、いんげん豆など。また、発汗を促す、生姜やネギ、山椒なども良いでしょう。水分が溜まると湿邪になるので、熱中症に気をつけながら、水分は取りすぎないようにしましょう。
🔸運動&入浴:動かないと、水分がたまってしまうので、適度な運動で、汗をだしましょう!また、お風呂は、シャワーですまさず、38℃~40℃ぐらいのぬるめのお湯につかって、体を温めましょう。炭酸ガスの入浴剤が、血行が良くなるのでオススメです。
これから梅雨の時期になりますので、
今のうちから体調を整えておきましょう❗